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0567-65-2511

診療案内

「呼吸」は生きていくための大切な営みの一つです。肺は呼吸を通じて常に空気中のほこりや病原体にさらされており、また、豊富な血液が流れている臓器であるため様々な病気が生じます。
私たち呼吸器内科は気管、気管支、肺、胸膜の病気全般についての診療を行います。
中でも肺がん、ぜん息(気管支喘息)、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、呼吸器感染症が4大疾患であり当科でも力を入れております。

また、下記のような症状やご病状をお持ちの方や精密検査を指示された方に対し専門診療を行っております。

  • 慢性のせき、 痰
  • 息切れ、 呼吸困難
  • 血の混じった痰
  • 胸のレントゲン写真やCTで異常を発見された
  • 他の医療機関で肺や気管支の病気を診断された

上記以外でも当科の診療の対象となる病気は多岐にわたり、主なものは下記のとおりです。

慢性閉塞性肺疾患(COPD) 肺気腫、慢性気管支炎
アレルギー ・ 免疫疾患 気管支喘息、 せき喘息、 過敏性肺炎、 サルコイドーシス、 好酸球性肺炎、 リウマチ・膠原病に伴う肺疾患 など
腫瘍 肺がん、 胸膜中皮腫 など
間質性肺炎 肺線維症 など
胸膜疾患 胸膜炎、胸水、 気胸 、 膿胸 など
感染症 各種の肺炎、 肺結核、 非結核性抗酸菌症、 肺化膿症、 肺真菌症 など
その他 気管支拡張症、 びまん性汎細気管支炎、 じん肺、 慢性呼吸不全、薬剤性肺炎 など

私たちは、患者さんお一人お一人がお持ちの基礎疾患、体力、ご病気への取り組み方に合わせて最適な検査、治療をわかりやすくご説明し、ご理解と納得をいただいた上で診療を進めて参ります。わからないことがありましたら遠慮なくおっしゃって下さい。
初めて受診される方は、お近くの医療機関からの紹介状をご持参下さい。 また、初診でも時間を予約して受診することもできます。予約につきましては紹介元の医療機関へご相談ください。

主な疾患と治療法

  • ぜん息(気管支喘息)
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
  • 肺がん
  • 呼吸リハビリテーション

「ぜん息」(気管支喘息)は、気管支における慢性のアレルギー性炎症により起こります。息苦しさを治し、ぜん息発作を起こさないためには、この炎症を抑える必要があり、最も重要な薬は吸入ステロイドです。症状の重症度により十分な吸入ステロイドを毎日継続して吸入し、必要に応じ種々の抗ぜん息薬を併用することにより、気道炎症を抑え、ぜん息発作を予防します。
当科では、ぜん息のない方と変わらぬ日常社会生活が可能になることを目標に、学会のガイドライン、指針に沿い、お一人お一人のご病状に合った治療や生活指導を行っております。
また、慢性咳嗽、特に「せき喘息」の診断、治療にも力を入れております。

いわゆる「たばこ肺」や「肺気腫(はいきしゅ)」などがこの病気に含まれます。タバコなどの有害ガスを吸入すると、肺に炎症や破壊が起こり、息切れや呼吸困難を来たすようになります。今後は死亡原因別死亡率の第3位になると予測されており(WHOと世界銀行による疾病負荷の研究)、対策が急がれている重要な病気の一つです。予防と治療が可能であり早期に発見(診断)し、治療を開始することが大切です。治療は、禁煙、吸入薬を中心とした薬物療法、呼吸リハビリテーション、重症の場合には在宅酸素療法を検討いたします。当院では通院呼吸リハビリテーションや呼吸ケアを積極的に行っており効果を上げております。

器内科医は当直体制をとっており24時間緊急のカテーテル検査ができる体制をとっています。

肺がんは、せきや血痰など自覚することもありますが、無症状のこともあり注意が必要です。当院は地域がん診療連携拠点病院の指定を受けており、学会のガイドラインに準ずる標準的治療、個々の患者さんのご病状に合わせたより効果が高い治療など、QOL(Quality of Life, 生活の質)を重視した治療を提供しております。
診断は、喀痰検査、気管支鏡検査(肺のカメラ)、CTガイド下肺生検、局所麻酔下胸腔鏡検査などの検査と病理診断により行います。気管支鏡検査では、CT画像を利用した仮想気管支鏡、ガイドシース併用気管支腔内超音波断層法(EBUS-GS)などを利用し苦痛の軽減と診断精度の向上に取り組んでおります。一般に肺がんは、腫瘍細胞が血液やリンパの流れに入ることで全身に広がりやすい特徴があります。手術が向かない進行した肺がんの場合でも、化学療法(抗がん剤治療)を受けることにより、症状の緩和、QOL(生活の質)の維持、余命の延⾧を得ることが期待できます。
当科では、患者さん個々の体調、年齢や病状、がん細胞の遺伝子検査の結果などをもとに、その方にあった化学療法、分子標的治療を検討致します。放射線治療や手術が必要なご病状の場合にも、放射線治療科、呼吸器外科とスムーズな連携を行っており、より効果のある治療を提供しております。
手術、化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療と並び、緩和ケアは大切な治療の柱です。がんによる症状をいかに和らげ、いかにご病気とともに生きぬくかを念頭に、当科では、肺がん診断時より積極的な緩和ケアを行っており、緩和医療チーム、緩和ケア内科とも連携を深めております。がん治療を受けるにあたり、医療費のことや生活のことなど不安は多いことと思います。
お困りなことがありましたら院内の「がん相談支援センター」へお越しください。看護師、医療ソーシャルワーカーが対応いたします。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性呼吸不全、間質性肺炎などを主な対象として通院呼吸リハビリテーションや呼吸ケアを積極的に行っており、当院で開発したサポートスクワットトレーニングを用いた運動療法は、多方面からの評価を得ております。

呼吸リハビリテーションセンターの紹介はこちら

  • 検査
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胸部CT検査
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局所麻酔下胸腔鏡検査

症状やご病状に合わせ、診断あるいは治療経過の評価を目的として様々な検査を行います。
主な検査を下記に示します。

  1. 胸部X線写真(レントゲン)
  2. 胸部CT、 高分解能CT(HRCT)
  3. PET ※
  4. 胸部MRI
  5. アイソトープ検査
  6. 喀痰(かくたん)検査
  7. 肺機能検査
  8. 呼気一酸化窒素濃度測定
  9. 広域周波オシレーション法による呼吸抵抗測定(マスタースクリーンIOS)
  10. 気道過敏性検査(アストグラフ)
  11. 気管支鏡検査(EBUS-GS、EBUS-TBNA)
  12. CTガイド下肺生検
  13. 胸腔穿刺、胸水検査
  14. 局所麻酔下胸腔鏡検査

※ PET検査は,当院と連携している医療機関へ御紹介致します。

呼吸リハビリテーションセンター

    慢性肺疾患の多くは、その特殊な病態より安静時に症状はなくても、労作時に強い呼吸困難を来たします。身体活動として特に歩行能力の低下が著明となります。歩行は主に下肢筋群などの抗重力系骨格筋関与が大きく、その筋肉量低下にて容易にフレイルの状態になります。 当院では、高齢者、高度低肺機能(在宅酸素)の人でも、下肢筋トレーニングの王様と言われるスクワットを特殊な機器を使用する事で可能としました。 高齢者、歩行も困難、まして酸素を使用している人にWorking machineは想像つかないですよね。 呼吸リハビリテーション(運動療法)において最も重要な事はストレスをストレスと感じない運動を継続する事です。

    ※呼吸リハビリテーションセンターは、現在他院からの新規受入を中止しております。

診療実績

呼吸器内科 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度 令和3年度
延べ入院患者(年間) 16,690 17,779 17,246 14,456 17,743
外来患者数(月平均) 1,325 1,346 1,239 981 995
主な入院病名
肺癌 457 484 445 538 455
肺炎 307 250 226 435 488
間質性肺炎 88 121 81 54 113
気胸 62 67 47 33 41
慢性閉塞性肺疾患 58 46 59 48 51

スタッフ
紹介

村松 秀樹むらまつ ひでき

院長補佐 兼 第1診療部長 兼 内科代表部長 兼 呼吸器内科代表部長

免許取得年
平成6年
専門領域
呼吸器疾患全般
専門医・指導医・認定医
日本内科学会 認定内科医 ・ 指導医 ・ 総合内科専門医 / 日本呼吸器学会 呼吸器専門医 ・ 指導医 / 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医 ・ 指導医 / 日本結核・非結核性抗酸菌症学会 結核・抗酸菌症指導医 / 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 / 臨床研修指導医

中尾 心人なかお まこと

第一呼吸器内科部長

免許取得年
平成16年
専門領域
呼吸器疾患全般
専門医・指導医・認定医
日本内科学会 認定内科医 ・ 指導医 ・ 総合内科専門医 / 日本呼吸器学会 呼吸器専門医 ・ 指導医 / 日本呼吸器内視鏡学会 気管支鏡専門医 ・ 指導医/ 日本結核・非結核性抗酸菌症学会 結核・抗酸菌症指導医 / 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 / 日本化学療法学会 抗菌化学療法認定医 / 臨床研修指導医

武田 典久たけだ のりひさ

第二呼吸器内科部長

免許取得年
平成20年
専門領域
呼吸器疾患全般
専門医・指導医・認定医
日本内科学会 認定内科医 ・ 指導医 ・ 総合内科専門医 / 日本呼吸器学会 呼吸器専門医 / 日本アレルギー学会 アレルギー専門医 / 臨床研修指導医

栗山 満美子くりやま まみこ

第一呼吸器内科医長

免許取得年
平成26年
専門領域
呼吸器疾患全般
専門医・指導医・認定医
日本内科学会 認定内科医・指導医 ・ 総合内科専門医 / 日本呼吸器学会 呼吸器専門医 / 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

林 俊太朗はやし しゅんたろう

医員

免許取得年
平成31年
専門領域
呼吸器疾患全般

中井 將仁なかい まさと

医員

免許取得年
令和2年
専門領域
呼吸器疾患全般
中井 將仁

平野 彩未ひらの あやみ

医員

免許取得年
令和2年
専門領域
呼吸器疾患全般

「とりあえず相談してみよう」と思っていただけるような医師でありたいと思っています。いろいろお話ししてください。

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